旅客ターミナル国際線エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:46 UTC 版)
「那覇空港」の記事における「旅客ターミナル国際線エリア」の解説
国内線ターミナルビルの北側に位置し、2014年に国際線ターミナルビルとして整備された。国内線のターミナルビルとは際内連結ターミナル施設で接続している。 梓設計・安井建築設計事務所・宮平設計が共同で設計し、大成建設などが施工。RC造・プレキャスト・プレストレストコンクリート造4階建。総事業費は80億円で、2012年6月20日に起工式が行われ、2014年(平成26年)2月17日に供用を開始した。 旧国際線ターミナルビルは、1986年(昭和61年)7月、現在の41番スポット付近 に設けられた。国内線ターミナルとは完全に別の棟で、搭乗橋がないため乗降はタラップを使った。現在の国際線ターミナルビルの供用に伴い、廃止・撤去され、跡地はエプロンとなっている。 1階には手荷物引渡所と税関が設けられ、2階は出発ロビー・出国審査・搭乗口が、3階は入国審査・検疫、および一般エリアのレストラン、4階は見学者用デッキとなっている。搭乗待合所の座席数は旧ターミナルの4倍にあたる500席を設け、さらにDFSギャラリア免税店の面積も5倍余りに拡大された。 国際線ターミナルビルの運営は、1986年の開設当初から那覇空港ターミナル(NATCO)が担ったが、2004年(平成16年)に、国内線ターミナルビルを管理する第3セクターの那覇空港ビルディング (NABCO)に管理を引き継いだ。
※この「旅客ターミナル国際線エリア」の解説は、「那覇空港」の解説の一部です。
「旅客ターミナル国際線エリア」を含む「那覇空港」の記事については、「那覇空港」の概要を参照ください。
- 旅客ターミナル国際線エリアのページへのリンク