新顎十郎捕物帳
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都筑道夫が久生十蘭の遺族の許可を得て執筆した続編。1980年から1985年にかけて『小説現代』『別冊小説現代』に13編が発表された。顎十郎の設定は北町奉行所同心のままとなっている。以下は単行本収録順。 児雷也昇天(『小説現代』1980年1月号) 浅草寺消失(『小説現代』1983年9月号) えげれす伊呂波(『小説現代』1983年1月号) からくり土佐衛門(『小説現代』1980年6月号) きつね姫(『小説現代』1981年11月号) 幽霊旗本(『小説現代』1982年7月号) 闇かぐら(『小説現代』1984年2月号) 三味線堀(『小説現代』1984年8月号、初出「三味線堀白雨」) 貧乏神(『別冊小説現代』1984年新秋号、初出「座敷牢の神」) 亀屋たばこ入(『別冊小説現代』1985年新春号) 離魂病(『別冊小説現代』1985年早春号) さみだれ坊主(『小説現代』1985年5月号) 閻魔堂橋(『別冊小説現代』1985年新秋号) なお、都筑はこのほかにも、パロディ作品『顎十郎もどき』(初出『オール讀物』1981年7月号、『捕物帳もどき』文藝春秋〈文春文庫〉、1984年、所収)を執筆している。
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