荒浜駅とは? わかりやすく解説

荒浜駅

(新荒浜駅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 15:58 UTC 版)

荒浜駅[* 1]
駅舎(2021年9月)
あらはま
Arahama
西中通 (1.6 km)
(3.3 km) 刈羽
所在地 新潟県刈羽郡刈羽村大字正明寺[2]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 越後線
キロ程 6.6 km(柏崎起点)
電報略号 アマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[2]
開業年月日 1915年大正4年)6月15日[2][3]
備考 無人駅[2]乗車駅証明書発行機 有)
  1. ^ 開業半月後に新荒浜駅から改称[1]
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荒浜駅(あらはまえき)は、新潟県刈羽郡刈羽村大字正明寺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線である[2]

歴史

  • 1915年大正4年)
    • 6月15日:越後鉄道の停留場(旅客のみ扱い)として開業[3]する[4]。当時の駅名は新荒浜駅(しんあらはまえき)で[3]、当時の「荒浜駅」は隣の西中通駅だった[1]
    • 7月1日:停車場(駅)に昇格し、荒浜駅(2代)に改称する[1]
  • 1927年昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化され、国有鉄道越後線所属となる[5]
  • 1963年昭和38年)2月1日:貨物の扱いを廃止する[5]
  • 1973年(昭和48年)
    • 11月30日:有人駅であったが、この日をもって窓口の業務を終了する。
    • 12月1日荷物の扱いを廃止[5]。駅員無配置化により無人駅となる[6]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5]
  • 2007年平成19年)7月16日新潟県中越沖地震により、ホーム・駅舎ともに陥没・沈下の被害を受ける[2]。その後、応急処置的工事を受けプレハブの簡易な駅舎での仮営業となる[2]
  • 2008年(平成20年)3月25日:前述の経緯で被災したため建て直し工事を実施し、現在の駅舎が完成する[2]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である[2]。建て直し以前は島式ホーム1面2線となっていたが、建て直しを経た現在、交換設備は撤去されている。

かつては直営駅だったが、現在は無人駅となっている(長岡駅管理)[2]。駅舎内には化粧室と待合室(お知らせ標、乗車駅証明書発行機)がある。駅入口にはバリアフリー対応のスロープが設置されている。

駅周辺

駅周辺は住宅地となっている。桃の産地で、それにちなんだ石碑が建立されている[2]ほか、郵便局がある。駅より北方面はPLANTなど商業施設や飲食店、クリニックや企業の営業所が並び、刈羽地域の生活の要所となっている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
越後線
西中通駅 - 荒浜駅 - 刈羽駅

脚注

  1. ^ a b c 「軽便鉄道停車場名称変更」『官報』1915年7月6日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、20頁。 
  3. ^ a b c 「軽便鉄道停留場設置」『官報』1915年6月26日(国立国会図書館デジタル化資料)
  4. ^ 駅の情報(荒浜駅):JR東日本”. www.jreast.co.jp. 2018年11月25日閲覧。
  5. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、596頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 読売新聞 昭和48年12月1日新潟読売

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