新線・高速化構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 16:55 UTC 版)
「鹿児島交通枕崎線」の記事における「新線・高速化構想」の解説
南薩鉄道の会社発足50周年を記念して、1961年(昭和36年)2月、会社の重役会にて途中から分岐して西鹿児島駅に直接乗り入れる新線建設を含めた枕崎線の高速化構想が打ち出された。当時の新聞報道によると、西鹿児島駅と日置駅または永吉駅を結ぶほぼ直線ルートの新線の建設と、枕崎線のレール交換やカーブの補正、橋梁の掛け替えなどにより、西鹿児島駅と枕崎駅の間を最速で50分内外で結ぶ構想だった。線路改修には2億9千万円、新線建設には10億円が必要と試算され、開発銀行融資を受けることが計画された。 鹿児島市街地は地下化することも考えられていた。しかし、融資面での条件が折り合わず、構想は実現しなかった。
※この「新線・高速化構想」の解説は、「鹿児島交通枕崎線」の解説の一部です。
「新線・高速化構想」を含む「鹿児島交通枕崎線」の記事については、「鹿児島交通枕崎線」の概要を参照ください。
- 新線・高速化構想のページへのリンク