日置駅とは? わかりやすく解説

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日置駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 07:07 UTC 版)

日置駅
ひおき
Hioki
上日置 (3.4 km)
(2.8 km) 吉利
所在地 鹿児島県日置郡日吉町大字日置
所属事業者 鹿児島交通
所属路線 枕崎線
キロ程 7.8 km(伊集院起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1914年大正3年)4月1日
廃止年月日 1984年昭和59年)3月17日
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中央部に見えるのが日置駅である。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

日置駅(ひおきえき)は、かつて鹿児島県日置郡日吉町大字日置(現・日置市日吉町日置)にあった鹿児島交通枕崎線(南薩鉄道)の廃駅)である。

歴史

  • 1914年大正3年)4月1日:南薩鉄道の駅として同線開業と共に日置郡日置村大字日置に日置駅として開業[1]
    開業年の1か月あたりの乗客数は4,000人、貨物発送量700 t、貨物到着200 tであった[1]
  • 1964年昭和39年)9月1日:三州自動車との会社合併により、鹿児島交通枕崎線の駅となる。
  • 1983年(昭和58年)6月21日:水害により伊集院駅上日置駅の間にある大田トンネルで漏水が発生し使用不可能となる[2]。このため日置駅から加世田駅までの運行となる。
  • 1984年(昭和59年)3月17日:同線廃線と共に廃止[2]

駅構造

島式ホーム1面2線であり、交換可能駅だった。

取扱貨物

1914年(大正3年)の開業時から1971年(昭和46年)の貨物運輸営業廃止まで貨物の取り扱いが行われていた。

1914年(大正3年)の開業時の取扱貨物は発送量が700 t、到着量が200 tであった[1]。「日吉町郷土誌」によれば瓦、漁網、箕、材木、坑木、木炭、麻、生糸などが発送され、到着貨物には食塩、昆布、そうめん、陶磁器、石炭、砂糖、肥料があった[1]

周辺

以下の施設名称は駅廃止時の1984年(昭和59年)時点のものである。

隣の駅

鹿児島交通(南薩鉄道)
枕崎線
上日置駅 - 日置駅 - 吉利駅

脚注

参考文献

  • 日吉町郷土誌編さん委員会『日吉町郷土誌 下巻』日吉町長 野元春男、1988年。 

関連項目





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