新礼拝堂(NewWihan)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:53 UTC 版)
「ワット・チェンマン」の記事における「新礼拝堂(NewWihan)」の解説
2棟の礼拝堂のうち小さい新堂内にある仏堂(モンドップ)には、2体の貴重な仏像が安置されており、それらの保護的な力によりチエンマイの守護仏とされる。 プラ・セータン・カマニー (Phra Sae Tang Khamani) この坐像は「プラケーオカオ」 (‘Phra Kaew Khao’) または「水晶の仏像」(英: ‘Crystal Buddha’)としても知られる。この高さ10cmの像は、透明な石英の結晶を削って彫られている。一説によると、この像は西暦200年ごろロッブリーの王 Ramraj のために手技を駆使して作られ、662年に女王チャマデヴィ(英語版)によりハリプンチャイ王国(現在のラムプーン)に持ち込まれたといわれる。それは王マンラーイがランプーンを征服した後、1296年になって初めてチエンマイに移された。その都からの略奪を切り抜けたことから、この像は災いから守ると考えられている。しかしながらまた一説では、この像の年代は、その様式の特徴に基づき15世紀に創作されたものとする。金色に覆われた木製の台座と黄金の天蓋は、後の1874年にチエンマイのインタウィチャヤーノン王より寄贈され付加された。それらは合わせて6kg余りの金を有している。
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