新監督・コーチの選出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:08 UTC 版)
「日本大学フェニックス反則タックル問題」の記事における「新監督・コーチの選出」の解説
大学は6月19日に、監督とコーチの公募を発表した。募集にあたっては、日大アメリカン・フットボール部の出身者は除き、部の指導や学生への教育に情熱を持って取り組むことができ、高等教育機関での教育歴か、高校、大学、社会人などのアメリカンフットボール指導経験がある人物、などの条件が付けられた。 選考は、外部の弁護士や、スタンフォード大学フットボールコーチ河田剛、アサヒビールシルバースターヘッドコーチの有馬隼人、スポーツライターの青島健太など7人で構成する選考委員会に委託された。 選考委員会は7月6日、新監督の選考基準として、選手の自主性を尊重し、相互理解を基盤とする指導力などを求めることを発表した。そして、これらの選考基準を骨子に選手へのヒアリングや第三者委員会の指摘事項などを参考にしつつ選考することを明らかにした。最終的に、候補者は自薦・他薦を含め69人に達した。選考には主将ら学生も参加し、最終候補者にも質問した。7月17日に、元立命館大学コーチの橋詰功が新監督に内定し、また、コーチにはIBMビッグブルーのサポートスタッフであった泉田武志が選出された。学生は選考に対する決定権こそないが、選考委員の青島健太は、「候補者を実際に見た選手の意見はもちろん参考にした」と述べた。選考委員によれば、橋詰の再建構想が学生に強い印象を与えたと言う。
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