新局開局 - 民放5社体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 17:24 UTC 版)
「岡山県・香川県の放送」の記事における「新局開局 - 民放5社体制」の解説
相互乗り入れ実現とともに、民放テレビチャンネルの追加割り当ても実施され、乗り入れ後の1985年10月に、両県にとっての第5の民放テレビ局・テレビせとうち(テレビ東京系列)が開局し、岡山県と香川県は三大都市圏以外で、かつエリア内に政令指定都市を一切持たない放送エリア(当時。2009年4月に岡山市が政令指定都市に移行)で初めて5大民放系列局が立地する体制となった。現在も中国・四国地方では唯一5大民放系列局が立地する地域である。 その他にも岡山・高松両市に本社を構える各民放局共に乗り入れ先の県内にも中継局を新設するようになったが、一部では今なお乗り入れ側の中継局がない地域も残されている(テレビせとうちのみ未開局となっている地域があるところと岡山県側で西日本放送、瀬戸内海放送、テレビせとうちが未開局となっている地域が混在している。例:岡山県真庭市蒜山高原地域にある民放アナログテレビ中継局は山陽放送と岡山放送のみであるが、デジタル放送は前者2局に西日本放送、瀬戸内海放送も設置されている)。 なお、地上デジタル放送においてはこれらの地域にも全局の中継局を設置する予定となっているが、検討中や非該当の地域もあるため、全域をカバーするかは不透明。中継局建設費用の半額を補助する「後発民放中継局整備支援策」(総務省が所管)を活用したアナログ未開局地域における後発民放中継局の新規設置も2012年時点では予定されていない。 ただし、ケーブルテレビまたは共聴設備が整備されている地区では、加入することで全民放5局を視聴することができる。
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