新バスク料理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 08:47 UTC 版)
1970年代から1980年代にバスク人シェフ達がフランス料理のヌーヴェル・キュイジーヌから影響を受けて創作したヌエバ・コシナ・バスカ(nueva cocina vasca)は、非常に斬新なかたちをとるものの内容的には確かにバスク料理であり、バスクの伝統料理や伝統の味わいに基づくもののより軽く、あか抜けている。ドノスティアのフアン・マリ・アルサック (Juan Mari Arzak) はヌエバ・コシナ・バスカを代表する最も有名な人物となり、スペイン初のギド・ミシュラン三つ星のうちの1つを得た。数年間のうちに、この潮流はスペインを席巻し同国の標準高級料理となった。バスク地方、とくにドノスティアのタパス・バルの多くは、新しい技術と食材を使った現代式「ピンチョス」を供している。さらに近年、ビルバオ・グッゲンハイム美術館内のものを含めていくつかのレストランをもつマルティン・ベラサテギ (Martín Berasategui) などの若いシェフによって、バスク料理に新しい勢いがもたらされている。
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