断水の原因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 03:33 UTC 版)
上水道システムは水源の水を取水堰や取水塔で取水し、そこから導水管で浄水場に送り、浄水場から送水管で配水池、配水池から配水管、さらに細かい給水管を経て家庭等にたどり着くが、給排水管等が被災して水の供給が停止すると住民の生活・活動に甚大な影響を及ぼす。 断水の原因としては、以下のようなものが挙げられる。 災害等による物地震による水道管の断裂 老朽化による水道管の破裂 凍結による水道管の破裂 河川の決壊等による水道管の破裂 停電による送水の停止。停電の項を参照 人為的に停められるもの(停水)点検・工事による一時停止 代金未払い この他にも少雨・枯渇による水の不足から停止される場合もあり、または異常気象によるものや、水質異常(取水場上流での汚染物質の流入など)によっても緊急的に取水制限される場合がある。1992年には広島県で取水口近辺からシアン化合物が検出され、緊急取水停止で13時間ほど断水している。この際には広島市民に混乱を生じ、商店のミネラルウォーターが軒並み売り切れるという現象も起きた。
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