教育者・図書館長時代
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1890年(明治23年)、因幡小学校に鳥取県立図書館の前身にあたる「久松文庫(きゅうしょうぶんこ)」を設ける。自身の図書を持ち込んで蔵書とし、生徒の利用に供した。 1902年(明治35年)、久松文庫は鳥取市教育会の管轄下に置かれて「私立鳥取文庫」に改名し、一般市民にも開放された。同時に庫長となる(1907年(明治40年)5月に「私立鳥取図書館」に改称)。 1910年(明治43年)、鳥取盲唖学校の構想に基づき、「積善会」を立ち上げる。盲唖学校設立認可を受け、私立鳥取盲唖学校を設立し、学校長に就任した。 1918年(大正7年)、基金を含めて建物・蔵書のすべてを鳥取市に寄贈し、鳥取県内初の公立図書館となる「鳥取市立図書館」が発足する。これに際して、遠藤は館長事務取扱となる。1929年(昭和4年)3月、館長事務取扱を辞任した。「鳥取市立図書館」は鳥取県立に移管された。 1937年(昭和12年)、鳥取県立鳥取盲聾唖学校に改称し、初代校長兼教諭に任ぜられる。 1940年(昭和15年)、鳥取県立鳥取盲聾唖学校長並びに教諭を辞する。
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