救急システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:35 UTC 版)
「タイ国立救急医療センター」の記事における「救急システム」の解説
電話 1669 (タイ国内:英語可)。利用は無料、24時間対応。 1669は全国運用されており、最寄の救急病院に接続されるようになっている。全国78箇所のセンターとバンコク首都圏のエーラーワン・センター(ศูนย์เอราวัณ)で構成されている。バンコク都庁にはエーラーワン・センターを軸にしたバンコク首都圏救急医療システム(Bangkok EMS)があり、首都圏を9ゾーンに分け、それぞれに地域医療機関ネットワークの母体となる病院を指定している。公立、私立あわせて44病院と、救急医療に関わってきた8財団、合計で52機関が緊急通報に対応することになっている。2010年3月現在、都内では公私病院、財団、センター所属の100台以上の救急車がネットワークシステムの中で稼働中とされている。バンコク都内では10分以内の搬送を目標にしている。さらに遠隔地域への整備、拡大を行っている。しかし、サービスが拡大するにつれ、いたずら電話も多くかかるようになり、対策に苦慮している。 (緊急通報用電話番号を参照のこと) (実際の利用の際には、外務省在タイ日本国大使館 医療情報などを参考して、適切な対応を行ってください。)
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