放送メディアとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:25 UTC 版)
日刊競馬新聞社は古くから、関東地方以北の地上波民放テレビ・ラジオ局で放送される競馬中継番組に多くのスタッフを送り込んできた。ライバル紙だったダービーニュースの休刊後は関東の競馬専門マスメディアでトラックマンの放送系メディア出演が最も多くなった。 ラジオではラジオNIKKEI第1放送『中央競馬実況中継』で、昼前後の競馬専門紙提供枠に長年協賛するとともに解説者を派遣している。またラジオ福島『福島競馬実況中継』には2013年(平成25年)から、それまでのダービーニュースに代わって多くのトラックマンを派遣している。1980年代には当時本紙予想担当だった臼井治がニッポン放送『日曜競馬ニッポン』に出演した。フジサンケイグループとの間に資本関係はないが、臼井が産経新聞社発行の競合紙競馬エイトへ移籍した後もニッポン放送の出演は継続した。 「日曜競馬ニッポン#概要」および「中央競馬実況中継 (日経ラジオ社)#レギュラー解説者」も参照 ちなみにラジオ日本(『競馬実況中継』)にはレギュラー解説者を派遣したことはないが、ダービーニュースの廃刊に伴い移籍した沢田美紀が前所属時代から不定期にゲスト扱いで出演していた。 詳細は「ダービーニュース#放送系メディアとの関係」を参照 1984年(昭和59年)、関東独立U局『中央競馬ハイライト』がスタート。担当制作会社マイ・プランと提携するとともに、同番組のスポンサーに就き、解説者の派遣を始めた。翌1985年(昭和60年)には昼間の『中央競馬ワイド中継』(日曜)もスタートし、こちらにも解説者を派遣した。 2011年(平成23年)、JRAは東西独立U局で放送されていた競馬中継をBSデジタルによる全国一斉放送に切り替えることにし、BS11と組んで『BSイレブン競馬中継』『うまナビ!イレブン』をスタートさせた。これに伴い『ワイド中継』『ハイライト』に出演していた日刊競馬トラックマンは多くが移行した。なお関東の独立U局ではその後も『LIVE&REPORT 中央競馬中継』『金曜競馬CLUB』『競馬展望プラス』といった競馬関連番組が放送されてきたが、これらの番組にも日刊競馬のスタッフが引き続き派遣されている。
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