掛川AU7【カケガワAU7】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第14244号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | オステオスペルマム | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川AU7 よみ:カケガワAU7 |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菅野政夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は紫白色で基部に赤味紫、先端部に鮮紫ピンクの複色が入る一重で、かなり大輪の鉢物及び花壇向きの品種である。草型は立性、草丈はやや低である。主茎の太さは中、色は緑、毛の多少は少、分枝数はかなり少、節間長はやや短である。葉序は互生、葉身の全形は倒披針形、鋸歯の有無は有、葉身長及び幅は中、表面の色は濃緑、斑の有無は無、毛の多少は少、葉柄の長さはやや短、葉数はやや少である。頭花の着生の形は単生、花の向きは上向き、花型は一重、花弁の開度は水平、複弁の有無は無、開閉運動の型は開閉、花径はかなり大、舌状花の長さはかなり長、幅はやや広、地色は紫白(JHS カラーチャート8901)、花色パターンは基部と先端、基部の複色の幅は狭、先端部の複色の幅は広、基部の複色は赤味紫(同8911)、先端部の複色は鮮紫ピンク(同8904)、裏面の地色は浅灰紫(同8914)、中肋部は灰紫(同8915)、筒状花部の色は浅緑(同4008)、舌状花の形は倒披針形、先端の形は鈍形、数はやや多、がく裂片の形は披針形、大きさは中、色は緑、花芯部の大きさはやや大、花柄の長さは中、太さはやや太、一花房の花数はやや少、花の香りは無である。「はるなシンフォニー」と比較して、舌状花先端部の複色が鮮紫ピンクであること、筒状花部の色が浅緑であること等で、「マルモ」及び「掛川AU2]と比較して、花径が大きいこと、舌状花先端部の複色が鮮紫ピンクであること、筒状花部の色が浅緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者の温室(神奈川県藤沢市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 掛川AU7のページへのリンク