排煙脱硫とは? わかりやすく解説

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排煙脱硫

読み方はいえんだつりゅう
【英】: flue gas desulfurization

石油中に存在する硫黄分による大気汚染防止するために、石油脱硫する方法があるが、また一方硫黄分含んだ燃料油燃焼後、その排ガス中の硫黄酸化物大部分亜硫酸ガス)を除去する方法がある。これが排煙脱硫である。
排煙中の硫黄酸化物硫酸硫安石膏せっこう}などで回収する方法である。乾式法湿式法とがある。乾式法には、酸化マンガン法、接触酸化法などがある。乾式法排煙温度低下させることなく吸収により脱硫を行うことができるため、煙突からの拡散が容易であるが、反応率が湿式比べ悪く装置大型化する。湿式法には、石灰法、アンモニア法、かせいソーダ法、マグ法などがあり、石こう硫安回収したり、無害な硫酸塩などの形で放出させたりする。反応率が高く装置小型ですむ反面排煙温度低下によるガス拡散不良問題がある。これに対しては、再加熱設備をつけて排煙温度上げ方法とられる現在の排煙脱硫の設置状況からみると湿式法採用しているところが多い。

「排煙脱硫」の例文・使い方・用例・文例

  • 排煙脱硫
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