排禍ばやし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 17:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動排禍ばやし(はいかばやし)は、茨城県石岡市の片野八幡神社でおこなわれる民俗芸能[1][2]。毎年7月の祭礼の際に奉納という形で演じられる[1][2]。地名を冠して片野排禍ばやしとも表記される[2]。
1962年10月に茨城県の無形民俗文化財に指定された[1][2]。
概要
山車が町内を練り歩き、その際に山車の上では「おかめ踊り」「狐踊り」「彦徳(ひょっとこ)踊り」を演じる[2]。山車のほかに獅子舞や神輿も行進する[2]。楽器は太鼓(大小)、笛、鉦が使用される[1]。
起源
伝承では片野城の城主だった太田資正が八幡神社を勧請し、排禍ばやしを奉納したのが発祥とされる[1][2]。しかし、囃子や踊りが現在見られる形になった時期については史料がなく、はっきりしていない[2]。
脚注
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