捏造・盗用疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:18 UTC 版)
2016年7月25日、摂理から「カルトの被害をどう食い止めるか」(『中央公論』2006年10月号142-149頁)と「キャンパス内のカルト問題」(『高等教育ジャーナル』2007年15号1-13号)を中心とする櫻井の論文に捏造、科学研究費の不正使用があると申し立てを受けた。北海道大学は予備調査において櫻井は調査データおよび出張記録を提出、北海道大学は不正に当たらないと判定している。同年8月には『死者の結婚』に指導学生の卒業論文からの盗用箇所があるとして不正申し立てを受けた。櫻井は、指導学生からの引用の了承を証明する証拠はないものの、指導学生が務める出版社で書評を掲載された際のメールのやり取りを提出し、北海道大学は不正に当たらないと判定している。後日、同じ内容の盗用申し立てが、『死者の結婚』の出版社である北海道大学出版会に対して行われている。さらに櫻井のホームページ上で学歴詐称に相当する記載があるとの申し立てを受けるが、櫻井は誤記であると主張する。これらの申し立てを受けた体験から、櫻井は、研究不正における時効と免責の必要性を主張する。
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