指定の流れとは? わかりやすく解説

指定の流れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 08:15 UTC 版)

土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」の記事における「指定の流れ」の解説

土砂災害警戒区域・特別警戒区域指定都道府県が行う。指定のために行われる地形地質降水土地利用などの状況調査を「基礎調査」という。都道府県は、国土交通省定め土砂災害防止対策基本指針(法第3条に基づき概ね5年ごとに基礎調査を行う(法第4条)。この基礎調査を基に警戒区域選定が行われる。なお、基礎調査結果終了後関係市町村に対して遅滞なく通知されることとなっている(法第4条2項施行規則第1条)。 指定行おうとする際、都道府県は予め、関係市町村長の意見を聴かなければならない(法第6条第3項)。住民同意要するという規定はないが、実情として住民への説明を行う自治体多く住民理解を得るまでに時間要することが少なくないという問題がある。基礎調査終了から指定までには約半年から1年程度かかるとされているが、1年超える例も少なくないこのように基礎調査終了して指定至らず調査結果長い期間公表されない場合がある。これを受けて2014年の改正では、基礎調査終了段階住民に対して公表することが義務付けられた。 都道府県指定を行うと、その旨都道府県広報掲載され関係市町村には公示図書縮尺50,000分の1の土砂災害特別警戒区域位置図および、縮尺2,500分の1の土砂災害特別警戒区域区域図)が送付される(法第6条施行規則6・7条)。

※この「指定の流れ」の解説は、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」の解説の一部です。
「指定の流れ」を含む「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」の記事については、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「指定の流れ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「指定の流れ」の関連用語

指定の流れのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



指定の流れのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS