下値拾い
おしめ‐がい〔‐がひ〕【押(し)目買い】
読み方:おしめがい
押し目のときに買うこと。
押し目買い
人気化した銘柄を買いたい時に、相場が一時的に下がったところを買うつもりで、実はそこが相場の転換点になってしまうことがあります。過熱して急激に株価が上昇した銘柄ほど、その反動で、いったん下げ始めると下げピッチも速いものです。株価の動きは、その勢い、つまり上昇力が1つのカギになります。その銘柄の高値から下押しした分のどこまで回復したかで、その株の勢いを判断することができます。「半値戻りは全値戻り」といって、高値の半値戻りをした銘柄は株価の上昇の勢いが強いと言われ、もう一段の上昇が期待できるという株の格言があります。押目買いのつもりが高値づかみとならないように、その株が株価水準からみてどの位置にあるのかを確認するとともに、市場の要素とも合わせて判断が必要となります。
押し目買い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/28 03:46 UTC 版)
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押し目買い(おしめがい)とは、相場が上昇トレンドにあるときに、一時的に下落したタイミングを狙って買いを入れる投資方法のこと[1]。
解説
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押し目買いは「逆張り」の投資方法の一種で、株価が下落することを投資用語で「押す」と言うことから呼ばれている。
押し目買いと似た注文方法に「戻り売り」があり、これは下降トレンド中の一時的な上昇のタイミングで売る方法のこと。
押し目買いでは、安値と高値の差をとりその約3割(3分の1押し)や半値(2分の1押し)、チャートの移動平均線、株価の下値を線で結んだトレンドラインなどが用いられることが多い。
押し目買いは、利益確定や外的要因のリスク回避など売り圧力で生じますが、これを待っていた投資家の買いが入ることで株価は切り返すパターンが多いと言われている。
脚注
出典
- ^ “押し目買い|証券用語解説集|野村證券”. 野村證券. 2024年9月6日閲覧。
外部リンク
「押し目買い」の例文・使い方・用例・文例
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