抵抗制御車の廃車と変則編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:02 UTC 版)
「京王6000系電車」の記事における「抵抗制御車の廃車と変則編成」の解説
1998年から6000系の廃車が始まった。1998年には6701編成(3月)・6702編成(2月)・6704編成(1月)の5両3編成、6801編成(3月)・6802編成(2月)・6804編成(1月)の3両3編成の合計24両が廃車された。代替として8000系8両3編成が新造されている。 抵抗制御車の廃車を先行させるため、6803編成・6806編成の3両編成2本から抜き取られた車両と抵抗制御車の電動車デハ6053を電装解除した付随車で5両編成が1999年3月に組成された。デハ6053は電装解除され、サハ6553となった。デハ6456のパンタグラフは後に撤去されている。残ったクハ6806は1999年1月に、6703編成のデハ6053を除く4両と6803編成のデハ6453は1999年2月に廃車されている。 1999年にはほかに6705編成(2月)・6706編成(1月)の5両2編成も廃車され、計16両が廃車された。代替として8000系8両2編成が製造されている。1998年・1999年で抵抗制御車が全廃された。廃車時に発生した部品のうち、抵抗制御車の主制御装置は上毛電気鉄道700型に、運転台機器は松本電気鉄道3000形、岳南鉄道8000形をそれぞれ井の頭線3000系から改造する際に利用された。 ← 新宿 京王八王子 → 竣工時期 形式クハ6700 デハ6000 サハ6550 デハ6000 デハ6450 区分Tc1 M1 T M1 Mc2 車両番号6803 6403 6553 (II)(6053) 6406 6456 1999年3月 注記 サハ6553は2代目。隣に連結されたデハ6403の電装前の番号が初代サハ6553である。
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