抑込技の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 08:57 UTC 版)
詳しくは各技の項目を参照のこと 横四方固 相手が仰向けの状態から左腕で肩越しに相手の帯を掴み、さらにもう一方の右腕を相手の股の間に伸ばして下穿きを掴みながら相手の上半身を横向きの体勢で抑え込む技。 上四方固 仰向けの相手の帯を両手で掴み相手の両腕を制しながら、相手の胸に顎を乗せて抑え込む技。 崩上四方固 仰向けの相手の右腕を自分の右腕で抱え込みながら、斜め方向から相手の胸に顎を乗せて抑え込む技。横三角絞の状態から自らの腰を浮かし上半身を相手の下半身の方角に向け、相手の下穿きを一方の腕で掴みながら抑え込んだ崩上四方固もある。 袈裟固 仰向けの相手の首を自分の右腕で巻きつけ、さらに相手の右腕を自分の左脇で制御した状態から抑え込む技。かつて講道館ルールで名称は「本袈裟固」だった。 崩袈裟固 仰向けの相手の左脇に自分の右腕を伸ばして、相手の右腕を左腕で制御した状態から抑え込む技。 縦四方固 仰向けの相手の片腕か頭を制して、さらに相手に跨がって抑え込む技。 肩固 仰向けの相手の右腕と首を決めた状態から抑え込む技。 後袈裟固 仰向けの相手の左腕を左脇で抱え込みながら右腕で相手の右下穿きを掴み抑え込む技。かつて、講道館ルールでは崩袈裟固めの一種とみなされている。 浮固 仰向けの相手の左腕を腕挫十字固の体勢で制御しながら、自らの足を相手の左側面に移動させて、尻を浮かせながら相手の上体を自らの上半身で覆って抑え込む技。2017年から講道館ルールでも認められた。 裏固 仰向けの相手の下腹部を後頭部で抑えて、左腕を左脇で抱え込みながら右腕で相手の左下穿きを掴みながら抑え込む技。2017年から講道館ルールでも認められた。一時、国際ルールでも認められていなかった。
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