横三角絞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:16 UTC 版)
横三角絞(よこさんかくじめ)は仰向けになった相手と体が直角に交差するような形で相手の足側を向きながら、頭と腕一本を両脚で挟んで絞める三角絞。受の頭部と右腕を受の左から取の左膝裏に右足首を当てて両脚で挟んで絞める。柔道ではこの技をかけたまま上体をひねり、臀部を床から浮かし下になった相手の胴部を抑えて、崩上四方固の横三角固に移行する展開も多い。木村政彦が在籍した拓大予科が高専柔道大会連覇の秘密兵器として開発したもの。絞めは極まりにくいが両脚を左右逆に組む場合もある。緒方亜香里はこの組み方を「逆三角」や「裏三角」と呼んでいる。緒方は一度、逆三角に組んでから普通の組み方に組み替える方法もあるとしている。 試合での実例 Bellator V ライト級トーナメント準決勝戦 - 2009年5月1日 ×ホルヘ・マスヴィダル (3R 3:22 三角絞) トビー・イマダ○ マスヴィダルが立ち姿勢でイマダが上記での両脚を左右逆に組み方で横三角絞を極めた。マスヴィタルは気絶し倒れ、イマダのサブミッション勝ちに。
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