戦後、現代まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 10:02 UTC 版)
エルゥの離反 ファルガイアが人の暮らせる大地ではなくなったことをきっかけとし、エルゥたちは残った力で自分たちだけが住む空間を創造する。エルゥ界と呼ばれたそこは閉鎖空間であり、ファルガイアに残された僅かな自然と共にエルゥたちは全員がこのエルゥ界へと移動する。この時を境にファルガイアにてエルゥが存在することはなくなり(マリエルを除き)、伝承にのみその名を残すことになる。ファルガイアからエルゥ界へ行くことのできる転送装置は聖森の塚に存在するが、エルゥがいなければ起動させることは不可能である。 七人委員会 残された人間の力で世界が復興し始めたのがこの頃。人間たちはどこにも逃げ場がなく、この傷ついた世界で生きながらえる選択肢しか取れなかった。力を失った守護獣やいなくなったエルゥの代わりに人間を導いたのは七人委員会と呼ばれる組織。有力な七人の人物が新たなる指導者となり七つの国を作るが、現在まで残っているのはクラン派のアーデルハイド公国とフォトスフィアの発掘により技術大国となったアークティカ城のみ。それ以外の国家は歴史の中で消えて行った。 ファルガイアの衰退 高度文明の崩壊共に衰退していく人間たちとファルガイアにより、一度力を失った守護獣たちも元の力を取り戻すことはかなわなかった。星そのものの生命力の低下だけでなく、人間たちの信仰心が落ちたこともそれに大きく起因している。人間、星、守護獣の三つの繋がりが崩壊し、ファルガイアは疲弊し衰退する一方となった。 現代 魔族がその存在すら御伽噺となった現代、ファルガイアの衰退は引き続いていた。それでも生き残っている人間たちはアーデルハイド公国とアークティカ城の二つを先端にして過去の遺産の発掘・研究を重ね、文明を少しずつ復活させていく。その時、かつて未来の勝利を願って眠りについていた魔族たちが復活してしまう。アークティカ城を襲撃したアルハザードたち魔族は一夜にしてアークティカを滅ぼし(ゲームスタートの2年前)、大戦期と比べて弱体化した人間たちにとって絶望的な戦いが始まってしまう。
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