慢性白血病に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 17:09 UTC 版)
1980年代、娘の女優としての成長とシンクロするようにオニールのキャリアは下降線を辿り、主演作は急減。中期の代表作と謳われる1987年『タフガイは踊らない』で見せた渋味のある演技は風格を漂わせたが、1990年代に公私のパートナーであったファラ・フォーセットとも破局。そして2001年、体調不良を訴え検査を受けた結果、慢性白血病に冒されていることが判明し、マスメディアに公表。闘病生活に入る。だが、生命力は衰えず、俳優としての活動も続け、2000年代に入ってもTV、映画ともに仕事をこなした。2006年に寛解した。 2001年、SF大作『オデッセイ2001』では久々に主演。そして、2004年には日本でも放送され好評を博しているTVドラマ『デスパレートな妻たち』にも出演するなど、健在ぶりをみせた。 2008〜09年、癌の闘病生活を続けているファラの介護に務めて、介護の模様を描くリアリティー番組も制作されたが、メディアと視聴者、ネットユーザーらはそれはファラの数百万ドルの遺産目当てと冷ややかな評価を与えた。2009年6月25日にファラは死去したが、結局、ファラも結婚はせず、遺産は全額ファラとオニールの間に儲けた三男に贈られた。 2012年には前立腺がんであることが公表された。
※この「慢性白血病に」の解説は、「ライアン・オニール」の解説の一部です。
「慢性白血病に」を含む「ライアン・オニール」の記事については、「ライアン・オニール」の概要を参照ください。
- 慢性白血病にのページへのリンク