意味、訳語、カタカナ表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 02:14 UTC 版)
「-logy」の記事における「意味、訳語、カタカナ表記」の解説
logyは、ギリシア語のλεγειν(レゲイン、話す)という動詞から派生した名詞λόγος(ロゴス)に接辞の-ίαがついたλογία(ロギア)の英語読みである。 ロゴスの意味としては、(1)「お話(はなし)」、「言葉」などと (2)「論理」、「摂理」などがあった。 したがって"-logy"がさし指す内容にはそれなりの広がりがあり、日本語の訳としては「〜話」、「〜論」、「〜説」、「〜学」、「〜科学」などの訳語が当てられる。(韓国語、中国語等でも同様の漢字が割り当てられていることが多いようである) どの訳語がふさわしいかについて議論になることがある。翻訳には翻訳者の判断が入り込むからである。最初から「logy」→「〜論」とほぼ機械的に訳語を当てて統一しておけば混乱は無かった、とする主張もあるが、それはそれで問題が生じる。また今となっては実現は困難であろう。 訳語の混乱を避けるために、翻訳ではなく(単に音をうつした)カタカナ表記を採用する例も多い。(例.Ethology→エソロジー。動物行動学の項参照。)
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