性格と権限とは? わかりやすく解説

性格と権限

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 16:24 UTC 版)

区議会 (香港)」の記事における「性格と権限」の解説

区議会は、予算承認条例の制定といった議会必要な権限をもっていない。従来諮問機関として位置づけられ、実質的な権限がないため、行政対す影響力小さい。公共施設(文化娯楽)・サービス運営都市計画などに関して政府意見陳述する程度機能し与えられていないそもそも、区は自治体地方政府ではない。区の区分は、区議会設置伴って行われた香港政府は区の分割合併を行う事が出来る。区議会対応する行政側の組織は、各区民政事務処である。これは、香港政府民政事務局管轄する執行部門である民政事務総署出先機関である。民政事務処トップである民政事務専員が地区運営委員会主催している。区議会正副主席も一メンバーとして参加し政府区議会意見交換が行われる。 なお、曽蔭権行政長官2005年施政報告区議会権限強化打ち出し図書館コミュニティーホール水泳プールなどの管理権限を委譲する表明した2007年から屯門灣仔黄大仙西貢4区先行実施される予定である。また、立法会により否決されたが、2005年香港政府提示した政治制度改革では、選挙委員会定員大幅増加し、その多く区議会議員によって占められていた。そのため、今後区議会および同議員香港政治与え影響大きくなる可能性もある。

※この「性格と権限」の解説は、「区議会 (香港)」の解説の一部です。
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