念願のWRカー本格参戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:10 UTC 版)
「ポンタス・ティデマンド」の記事における「念願のWRカー本格参戦」の解説
2019年は4年間在籍したシュコダを離れ、更に7年間所属したイーブンマネジメントから独立しMスポーツと契約。最新型のフォード・フィエスタWRCを駆りモンテカルロ、スウェーデン、トルコ、イギリスの4戦に出場。この年から導入された固定ナンバー制度により「7」を選択した。開幕戦モンテカルロでは序盤10位につけるが、SS6でのサスペンション破損、SS9のパンクにより20位に終わる。スウェーデンではSS5で4番手タイムをマークする速さを見せ、最終的に8位に入った。トルコではオープニングとなったスーパーSSで3番手タイムをマークし以降は慎重な走りに適し9位につけた。イギリスでは序盤出遅れるが、その後調子を取り戻し最終的にはこの年最高の総合7位に入った。年間ランキングは初年度ながら13位となった。 2020年はWRC2にステップダウンしシュコダのファクトリーサポートを受けるTokスポーツWRTからファビア R5 evoで参戦。第3戦メキシコではクラス優勝と同時に総合でも自己最高位の6位に入った。その後のエストニアは3位、トルコ、サルディニアで優勝し選手権のライバルマッズ・オストベルグに18ポイントリードし最終戦モンツァを迎えた。初日首位に立つが、第2レグで遅れを取り最終日は挽回するも2位に終わった。この年有効最大ポイントが5戦だったためオストベルグは5戦出場で全てポイントを獲得しチャンピオンとなったが、ティデマンドは6戦出場だったこともあり15ポイントが引かれ4ポイント差で2度目のチャンピオンを逃した。
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