念願の自民党総裁選出馬
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2021年(令和3年)9月16日、自民党総裁選挙(9月29日投開票)へすでに岸田文雄、高市早苗、河野太郎の3人が出馬を表明し、告示日が翌日の17日に迫る中、「課題となっていた推薦人20人を確保できた」として、初出馬を表明した。女性初の総理大臣を目指す野田の念願であった自民党総裁選出馬が実現した。これにより、この年の自民党総裁選は以上4名による争いの様相となった。女性が立候補するのは、小池百合子が出馬した2008年総裁選(麻生太郎選出)より13年ぶりであり、女性が複数人立候補したのは、自民党の歴史で初の出来事であった。 結果、野田は国会議員票:34、党員党友票:29、総得票数:63といずれも4人の中で最下位となり、落選した。わずか1票差で岸田(256票)が1位、河野(255票)が2位となった。高市が3位(188票)、野田が4位(63票)と続いた。1回目の投票で4人の候補者のいずれも過半数に届かなかったため、岸田、河野の上位2人による決選投票にもつれ込んだ。決選投票の結果、岸田が257票を得て河野の170票を上回って勝利した。
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