徳川頼貞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/17 08:05 UTC 版)
徳川 頼貞（とくがわ よりさだ、旧字体：德川 賴貞、1892年（明治25年）8月16日 - 1954年（昭和29年）4月17日）は、日本の音楽学者、政治家、実業家。位階は正三位。勲等は勲二等。爵位は侯爵。雅号は薈庭（わいてい）。音読みで「ライテイさん」とも呼ばれた。
注釈
- ^ 『上田貞次郎日記』に「再び」とあるため、以前にも何度か神経衰弱を称して休んでいることが窺える。
- ^ 『薈庭楽話』の「サー・ヴィクター・スタンフォード」(徳川 1943, p. 38) は誤記。
- ^ この所蔵品の中には、ヘンデルやJ.S.バッハ、パーセル、ハイドンの肉筆譜、さらにワーグナーがロンドンで指揮した際のベートーヴェン『交響曲第9番』の初版本が含まれていた。
- ^ 斎藤技師長を中心とした日本楽器製造の技師は南葵楽堂のパイプオルガンの調律などを行いながら研究を進め、1932年（昭和7年）には初の国産パイプオルガンの製造に成功している。
- ^ 上田貞次郎は生活が一新されるとは思っておらず、「徳川家の事には年と共に感興を減殺される様だ。」とまで述べている。
- ^ 現在は上野恩賜公園の旧東京音楽学校奏楽堂に保存されている。
- ^ 理事の鎌田栄吉、木下友三郎、男爵三浦英太郎、巽孝之丞（中村啓次郎の実兄）、上田貞次郎が顧問となり、同年10月からは小泉信三が加わって徳川家顧問会を構成した。
- ^ 『上田貞次郎日記』には「余の考では、このまゝ侯爵家の没落まで顧問の名を冒すことは堪へがたい。併し、侯爵が余の辞職を見て反省するならば辞職を思ひ止てもよいといふ腹もあった。併し、その後、侯爵からこの問題に付て何の沙汰もない。」とある。
- ^ 全羅鉱業は全羅南道の砂金鉱区と平安北道の吾北金山を有していたが、この金山は廃坑だったとされる。また、金山買収には山師などが介入しており、南葵産業は万策尽き果てていたという。
- ^ 現在のセント・ジョセフ・パリッシュ教会。
- ^ 代表団主席は前田多門が務め、藤山愛一郎らが随行している。
出典
- ^ 上田[1964: 421]
- ^ 徳川 1943, pp. 35–39, ケンブリッヂ大学への入学.
- ^ 上田[1963: 7]
- ^ 上田[1963: 45]
- ^ a b 上田[1963: 85]
- ^ 上田[1963: 112]
- ^ 山口[1932]
- ^ 佐藤[1987: 111]
- ^ 『官報』第3857号、大正14年7月2日。
- ^ 霞会館[1985]
- ^ 千田[2009: 311]
- ^ a b 佐藤[1987: 112]
- ^ 上田[1980: 258]
- ^ 上田[1963: 146]
- ^ 『東京日日新聞』1935年7月19日付。
- ^ 「日本チリー協会の沿革とその活動」日本チリ協会
- ^ 盛田良治「日本占領期フィリピンの現地調査」人文學報 = The Zinbun Gakuhō : Journal of Humanities (1997), 79: 163-188
- ^ 徳川[1943: 123]
- ^ 『朝日新聞』1953年4月26日付朝刊。
- ^ 『朝日新聞』1954年4月17日付夕刊、3面。
- ^ 第19回国会参議院本会議会議録第36号。
- ^ 佐藤[1987: 111-112]
- ^ 小田部[2007]
- ^ 中曽根[2001: 302]
- ^ 小田部[2006: 301]
- ^ 東京朝日新聞、1934年6月19日付「徳川侯爵家を恨み老植木師が服毒 積立金を返さぬと」
- ^ 上田[1980]
- ^ 徳川[1956: 1]
- ^ 上田[1963: 60]
- ^ 上田[1963: 121]
- ^ 中曽根[2001: 303]
- ^ 本田[1973: 223-225]
- ^ 『官報』第28号「叙任及辞令」1912年8月31日。
- ^ 『官報』第3259号「叙任及辞令」1923年6月12日。
- ^ 『官報』第4082号「叙任及辞令」1926年4月6日。
- ^ 『官報』第548号「彙報 - 褒章」1928年10月22日。
- ^ 『官報』号外「授爵、叙任及辞令」1928年11月10日。
- ^ 『官報』第604号「彙報 - 褒章」1929年1月7日。
- ^ 『官報』第1253号「叙任及辞令」1930年3月6日。
- ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
- ^ 『官報』第1723号「彙報 - 褒章」1932年9月26日。
- ^ 『官報』第2696号「叙任及辞令」1935年12月27日。
- ^ 『官報』第3061号「叙任及辞令」1937年3月19日。
- ^ 『官報』第4601号「叙任及辞令」1942年5月15日。
- ^ 『官報』第29号「叙任及辞令」1927年2月3日。
- ^ 『官報』第1137号「叙任及辞令」1930年10月11日。
- ^ 『官報』第1275号「叙任及辞令」1931年4月2日。
- ^ 『官報』第1298号「叙任及辞令」1931年5月1日。
- ^ 『官報』第2056号「叙任及辞令」1933年11月7日。
- ^ 『官報』第2351号「叙任及辞令」1934年10月31日。
- ^ 『官報』第2866号・付録「辞令二」1936年7月22日。
- ^ 『官報』第3127号「叙任及辞令」1937年6月8日。
- ^ 『官報』第4022号「叙任及辞令」1940年6月5日。
- ^ 『官報』第4194号「叙任及辞令」1940年12月28日。
[続きの解説]
固有名詞の分類
このページでは「ウィキペディア」から徳川頼貞を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から徳川頼貞を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から徳川頼貞を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から徳川頼貞を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から徳川頼貞を検索 - 徳川頼貞のページへのリンク
