徳富蘇峰の評 -日露戦争指導層との対比-とは? わかりやすく解説

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徳富蘇峰の評 -日露戦争指導層との対比-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:49 UTC 版)

東條英機」の記事における「徳富蘇峰の評 -日露戦争指導層との対比-」の解説

徳富蘇峰は「何故に日本破れたるか」という考察一端で、自らも良く知っていた日露戦争当時日本の上層部とこの戦争時の上層部と比較し人物の欠乏」を挙げて、「舞台はむしろ戦争にかけて、十倍大きくなっていたが、役者はそれに反して、前の役者十分の一と言いたいが、実は百分一に足りない 」とした上で首相務めた東條小磯鈴木について「彼らは負け相撲であったから、凡有る悪評受けているが、悪人でもなければ莫迦でもない立派な一人前の男である。ただその荷が、仕事勝ち過ぎのである。(中略)その荷物尋常一様荷物ではなかった。相当の名馬でも、とてもその任に堪えぬ程の、重荷であった。況や当たり前の馬に於てをやだ。」と評し東條日露戦争時一軍総帥であったならそれなりの働きをしたであろうに、「咀嚼できないほどの、大物」があてがわれてこれをどうにもできなかったことを「国家に取ては勿論、当人に取ても、笑止千万の事」と断じている。

※この「徳富蘇峰の評 -日露戦争指導層との対比-」の解説は、「東條英機」の解説の一部です。
「徳富蘇峰の評 -日露戦争指導層との対比-」を含む「東條英機」の記事については、「東條英機」の概要を参照ください。

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