徳富盧花が伝える人柄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 07:35 UTC 版)
徳富盧花は、伯母にあたる竹崎順子の評伝『竹崎順子』において、一敬についても様々な言及を残している。そこでは横井小楠の言として「徳富は考が綿密過ぎて、決断が足らぬ」という評が記され、また、「十五の年から袂に豆を入れ過失の数とりをしつつ短気の己が癖に克たう克たうと努力した」という描写がなされている。 今中寛司はこれらを踏まえ、「このように直情径行でしかも取越苦労で自己嫌悪の癖は、終生治らなかった」とし、一敬の「個性の一つに自反、自己嫌悪のような内攻性」があったと指摘している。
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