後藤房之助伍長の像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:13 UTC 版)
八甲田山中の馬立場にある遭難事件の記念像(高さ7m)は、発見時の後藤房之助をモデルにしたもので、「後藤房之助伍長の像」「雪中行軍遭難記念像」とも呼ばれる。この銅像が建つ場所は行軍2日目と3日目の露営地の間にあたり、後藤の発見地ではない(本人が発見された位置には標識が立てられている)。 この銅像は当時の陸軍大臣、寺内正毅の呼びかけによって集まった全国の将校からの寄付をもとに、大熊氏廣によって制作されたもので、上述の通り除幕式には本人も出席した。太平洋戦争の際には金属回収によって多くの銅像が撤去されたが、この銅像は供出されずに現在に至っている。1999年(平成11年)2月22日に、青森市の有形文化財に指定された。文化財としての登録名称は「歩兵第五連隊第二大隊遭難記念碑(八甲田山雪中行軍遭難後藤伍長銅像)」。
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