弘前歩兵第三十一連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 15:21 UTC 版)
「八甲田山 (映画)」の記事における「弘前歩兵第三十一連隊」の解説
児島(こじま)大佐 演 - 丹波哲郎 連隊長。弘前にある第四旅団司令部で行われた「日露戦争に備えての雪中行軍作戦会議」の終了後に、五連隊長の津村中佐へ「八甲田山の雪中行軍で(三十一連隊と五連隊の)両隊をすれ違う形にしよう」と提案し、これが実施されることになった。 神田隊(五連隊)が消息を絶ったことが判明すると、徳島隊(三十一連隊)に雪中行軍の中止を命じようとしたが、徳島大尉への伝達手段がなかったことで徳島隊は神田隊が遭難していることを知らないままに八甲田山へ突入している。 モデルは児玉大佐。 門間(もんま)少佐 演 - 藤岡琢也 第一大隊長。徳島大尉の上官にあたり、児島大佐と共に三十一連隊雪中行軍経路とその参加人数の説明を受けている。行軍の参加人数が27名(従軍記者、案内人を除く)と少数であることに疑問を持つが、徳島大尉から「雪中行軍が研究に主眼を置いたもので、いざというとき、国民や遺される家族に申し訳が立つ」という説明を受けている。 1月25日に徳島隊の宿営地である三本木に電話で「予定では神田隊が三本木に着いているはず」と宿の主人に伝言をしている。 神田隊が八甲田山で消息を絶ったことが判明すると、児島大佐に徳島隊の八甲田突入の中止を上申。連隊長の中止命令を受けるが、徳島大尉への命令伝達手段がなく、手を拱(こまね)いてしまった。
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