座布団とクッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 20:06 UTC 版)
座る際に用いられる他、二つに折って簡易の枕にする・乳幼児を寝かせるための小型敷布団の代用品に用いる・落下物から頭を守る防具として用いる等、単純な道具だけに様々な活用方法がある。近年では日本人の生活様式の変化に伴い、椅子の上に乗せる様式も発達、椅子の形状に合わせて小型の製品も数多く登場している。 この日本の日常生活において用いられる用品は、布の袋に緩衝材となる綿やスポンジ等を入れて作られているが、欧米に見られるクッション (cushion) 程に弾力性は求められず、主に床面や畳に直に置かれ、その上に座る事で体温が床面によって奪われるのを防ぐために用いられる。欧米に見られるクッションとは、前出の求められる弾力性の違いもあって、用法にも一定の差が見られる。例えば、ソファ(カウチ)の上に置く背当てのような用法は少ない。
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