平成10年台風第5号とは? わかりやすく解説

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平成10年台風第5号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 07:54 UTC 版)

台風第5号(Stella、ステラ)
カテゴリー1の タイフーンSSHWS
台風第5号
発生期間 1998年9月14日 3:00
16日 21:00
寿命 2日18時間
最低気圧 965 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
30 m/s (60 knot)
最大風速
米海軍解析)
65 knot
被害総額  
死傷者数 死者7名、負傷者47名
被害地域 日本 (北海道四国)
プロジェクト : 気象と気候災害
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平成10年台風第5号(へいせい10ねんたいふうだい5ごう、国際名:ステラ/Stella)は、1998年(平成10年)9月14日に発生し、中日本に被害をもたらした台風である。

概要

進路図

9月14日に父島の南海上で発生した台風5号は、勢力を強めながら北上し、16日の4時半頃に静岡県御前崎付近に上陸した。 その後は関東地方から東北地方へと縦断したのち、16日20時過ぎに北海道釧路市付近に再上陸し、21時に北海道東部で温帯低気圧に変わった[1]

この台風は、台風5号としては統計史上最も遅い日時に発生した[2]。また、台風5号の発生が9月以降になったのは、1998年のみである[2]

台風による期間降水量は、神奈川県箱根町で393mmに達したほか、東海から関東地方にかけての山沿いを中心に300~400mmになった[1]。また、北海道広尾町で350mmなど北海道の一部でも300mmを超える大雨となった。風も強く、千葉県銚子市最大瞬間風速45.7m/sを観測したほか、東海地方から北海道までの太平洋側を中心に最大瞬間風速が30m/sを超えたところがあった。 16日には、静岡県石廊崎で8.87mの有義波高を観測している[1]

被害

この台風により、死者7名・負傷者47名の人的被害が確認されているほか、住家全壊4棟、半壊17棟、床上浸水1,296棟、床下浸水5,044棟となっている[1]

脚注

  1. ^ a b c d 台風第5号 平成10年(1998年) 9月15日~9月17日”. www.data.jma.go.jp. 2020年4月18日閲覧。
  2. ^ a b デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月7日閲覧。

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