平山亨の証言・主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:16 UTC 版)
「がんばれ!!ロボコン」の記事における「平山亨の証言・主張」の解説
ロボコンが物を壊すのは「(金属製の)ドジなロボット」という演出のためである。 「東映はアクションは良いが、コメディはできない」と言われた時期があった。本作品の成功をもって、「東映はコメディでも一流」と言われるようになる。 ロボコンの胸部を開くと出るピストンエンジンは、美術課長だった佐々木丸正が模型を購入して組んだ。この稼働パーツによりロボコンが「生きて」見える。 ロボコン役で声優、山本圭子のアドリブで、ロボコンは生き生きとした個性を発揮した。 「(ガンツ)先生の採点は、機械の故障や地震でどうにでもなる。いい加減なものだから、気にしなくてもいいのだ」という平山(元ダメ少年)の、現代のダメ少年へのメッセージである。なお「100点のつもりが地震で0点」というのは、後年TBSの『TVジェネレーション』でも放送された。 「ロボコンに100点を!」というファンレターは多く、メインライターの上原正三も「たまには100点でもいいのではないか?」と「100点を取る脚本」を書こうと提案した。しかし平山は「100点を出すと視聴者が離れる」と思い、断り続けた。 脚本を担当した上原正三は「自分の子供が『ロボコン』を見る年頃だったので、子供のために書いた」と述懐している。
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