平和十原則とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 平和十原則の意味・解説 

へいわ‐じゅうげんそく〔‐ジフゲンソク〕【平和十原則】


平和十原則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 23:50 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

平和十原則(へいわじゅうげんそく)は、1955年4月18日インドネシアバンドンで開催されたアジア・アフリカ会議(AA会議、バンドン会議)で打ち出された原則を内容とする文書。非同盟運動の精神にもなった[1]

一覧

前年発表された平和五原則をふまえたもので、以下の十項目。

  1. 基本的人権国連憲章の趣旨と原則を尊重する。
  2. 全ての国の主権と領土保全を尊重する。
  3. 全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する。
  4. 他国の内政に干渉しない。
  5. 国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重する。
  6. 集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない。また、いかなる国も他国に圧力を加えない。
  7. 侵略または侵略の脅威・武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立をおかさない。
  8. 国際紛争は平和的手段によって解決する。
  9. 相互の利益と協力を促進する。
  10. 正義と国際義務を尊重する。

参照

  1. ^ Panchsheel - The Ministry of External Affairs

平和十原則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 13:51 UTC 版)

アジア・アフリカ会議」の記事における「平和十原則」の解説

正式名称世界平和協力推進に関する宣言バンドン原則(ダサ・シラ・バントン)とも呼ばれる基本的人権国連憲章趣旨原則尊重 全ての国の主権領土保全尊重 全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する 他国内政干渉しない 国連憲章による単独または集団的な自国防衛尊重 集団的防衛大国特定の利益のために利用しない。また他国圧力加えない侵略または侵略脅威武力行使によって、他国領土保全政治的独立おかさない国際紛争平和的手段によって解決 相互利益協力促進する 正義国際義務尊重

※この「平和十原則」の解説は、「アジア・アフリカ会議」の解説の一部です。
「平和十原則」を含む「アジア・アフリカ会議」の記事については、「アジア・アフリカ会議」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「平和十原則」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「平和十原則」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「平和十原則」の関連用語

平和十原則のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



平和十原則のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの平和十原則 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアジア・アフリカ会議 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS