集団防衛
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集団防衛(しゅうだんぼうえい、英: collective defense、「集団的防衛」とも訳される)とは、特定の敵対国や脅威に対して複数の国家が共同で防衛にあたり、相互の平和と独立と地域的に安全保障を図る、2か国または複数国間の合意または協力の枠組みを指す。この協力は通常、軍事同盟、連合、または相互援助協定に基づき、1か国では対抗できない脅威国を複数で協力することで抑止力を担保することを目的としている[1][2]。
- ^ カピー & エバンス 2002, p. 129
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, p. 333.
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, p. 288.
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, pp. 288–289
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, pp. 289–290.
- ^ カピー & エバンス 2002, p. 129.
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, p. 288より転載。但し表枠組を一部改編。
- ^ a b c 松田春香「東アジア「前哨国家」による集団安全保障体制構想とアメリカの対応 : 「太平洋同盟」と「アジア民族反共連盟」を中心に」『アメリカ太平洋研究』第5巻、東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター、2005年3月、 135-152頁、 doi:10.15083/00037251、 hdl:2261/33814、 ISSN 13462989。
- ^ 防衛大学校安全保障学研究会 2007, p. 279より転載。但し表枠組を一部改編。
- ^ アメリカ国防総省 2005
- ^ リチャード・ハロラン著「PATO-太平洋アジア条約機構 ミクロネシア防衛線への後退」『世界週報』(時事通信社、1970年8月18日・51巻33号)16-26頁、アジア駐在特派員著「ハロラン論文とかんけいこくの表情 PATO結成は覚束ない」『世界週報』(時事通信社、1970年8月18日・51巻37号)24-33頁、及び カピー & エバンス 2002, p. 282
- 1 集団防衛とは
- 2 集団防衛の概要
- 3 集団防衛機構の事例
- 4 参考文献
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