師団番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:34 UTC 版)
近衛師団、戦車師団、高射師団及び飛行師団を除き、師団について単に「第○師団」と数字のみ冠して呼称した。師団制発足時の番号は、鎮台制の軍管の番号をそのまま師団番号とした。これが第1師団から第6師団である。その後は編成された順に師団番号を順に増加させていった。宇垣軍縮による師団廃止に際してはその番号は欠番とされた。 日中戦争勃発後は、先の宇垣軍縮で欠番となった師団番号を復活させたほか、次々に数を増やしていった。大量動員の中には、きりの良い番号でまとめた師団もあり、1940年に主に内地での補充任務を期待して設置した第51から第57の50番台師団がそのはじめである。留守師団の担任で編成された特設師団に100番台の番号を振った(第101師団など)。そして、昭和20年(1945年)4月には本土決戦第二次兵備として編成した師団に200番台の番号を振った(第201師団など) 師団の軍隊符号はDが使用され、1D(第1師団)、2D(第2師団)などと記した。近衛師団はGDである。 詳細は「大日本帝国陸軍師団一覧」を参照
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