帝位の継承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 16:27 UTC 版)
「ロドヴィコ2世 (イタリア王)」の記事における「帝位の継承」の解説
ロドヴィコは皇帝ロタール1世とトゥール伯ユーグの娘エルマンガルドとの間に長男として生まれた。839年にイタリア王とされ、844年6月15日に教皇セルギウス2世によりローマで戴冠した。850年には教皇レオ4世によりローマで共同皇帝としても戴冠した。855年9月、父ロタール1世は死に際して中フランク王国を3分割して3人の息子に与え、長子のロドヴィコはイタリアの統治権を相続した。父の死により単独の皇帝となったロドヴィコであったが帝国(フランク王国)全体に皇帝としての権威を示すことはできなかった。またイタリアの統治権も曾祖父であるカール大帝の時代からではあるが北半分にしか及んでいなかった。
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