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岡田三善

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 19:25 UTC 版)

岡田三善
おかだ みよし
生年月日 1869年9月21日
出生地 日本 愛知県
没年月日 (1927-12-12) 1927年12月12日(58歳没)
出身校 海軍兵学校卒業
前職 旧日本海軍軍人
称号 従六位

在任期間 1927年7月4日 - 1927年12月12日
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岡田 三善(おかだ みよし、1869年9月21日明治2年8月16日[1]〉 - 1927年昭和2年〉12月12日[1])は、明治から昭和初期の大日本帝国海軍軍人政治家。最終階級は海軍少将神奈川県横須賀市長。

経歴

愛知県出身[1][2]1890年(明治23年)4月、海軍兵学校第16期卒業[3]。「操江」航海士として日清戦争に出征[1]日露戦争では「龍田」水雷長として出征、日本海海戦時は「筑紫」副長を務めた[1]

1912年(大正元年)12月、海軍大佐に進み、横須賀鎮守府附となる[2]。ついで「笠置」艦長、「高千穂」艦長、横須賀海兵団長兼「壱岐」艦長、「厳島」艦長、「橋立」艦長を歴任した[1][2]1918年(大正7年)12月、海軍少将に進級と同時に待命し、翌年8月、予備役編入となった[1][2]

予備役編入後は、逗子開成中学校長を経て、三上文太郎と1票差で横須賀市長に選ばれ、1927年(昭和2年)7月、就任した[4]。助役に安藤喜八を置き、勇躍処政に就いた矢先、病気のため急死した[4]。墓所は谷中霊園

栄典

位階
勲章

脚注

  1. ^ a b c d e f g 福川 2000, 91頁.
  2. ^ a b c d 外山 1981, 64頁.
  3. ^ 外山 1981, 63頁.
  4. ^ a b 歴代知事編纂会 1983, 1055頁.
  5. ^ 『官報』第5337号「叙任及辞令」1901年4月22日。
  6. ^ 『官報』第6665号「叙任及辞令」1905年9月15日。
  7. ^ 『官報』第8202号「叙任及辞令」1910年10月22日
  8. ^ 『官報』第985号「叙任及辞令」1915年11月12日。
  9. ^ 『官報』第2123号「叙任及辞令」1919年9月1日。
  10. ^ 『官報』第3889号・付録「辞令」1896年6月17日。p1
  11. ^ 『官報』第5820号・付録「辞令」1902年11月26日。p12
  12. ^ 『官報』7005号・付録「叙任及辞令」1906年11月2日。P23上段
  13. ^ 『官報』第2528号「叙任及辞令」1921年1月8日。

参考文献

  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 海軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500034 
  • 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第1、歴代知事編纂会、1983年。 
  • 福川秀樹 編著『日本海軍将官辞典』芙蓉書房出版、2000年。 ISBN 482950272X 



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