山頂とそこからの眺望
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 06:07 UTC 版)
横手山の山頂は比較的平らで広く、東側は比較的緩やかな斜面だが、西側は切り立っておりその景色は一変する。南東側の一番高い場所に2等三角点があり、その近傍にかつて山岳信仰の聖地だったと言われる横手山神社がある。近年はパワースポットとして脚光を浴びている。かつて横手山のシンボルだったNTTの無線中継所のタワーは2017年に撤去されている(現在は警察関係などその他の中規模なタワーが2基残っている)。 山頂にはNTTの無線中継所の保守施設から始まった山小屋(横手山頂ヒュッテ)と、山頂駅のクランペットカフェがある。 横手山は志賀高原では第二位の高峰のため、山頂はオオシラビソなどの針葉樹に覆われ、冬には見事な樹氷(スノーモンスター)が見られる。現在ではスノーモンスターナイトツアーも実施されている。山頂北端の横手山スカイリフト駅の2階には展望台(満天ビューテラス)があり、天気が良い時は遠く富士山や北アルプス、佐渡島まで遠望することができる。現在満天ビューテラス直下にウッドデッキが建設中である(国立公園特別地域のため2000mを超える場所での建設には環境省の規制が厳しく、許可が大幅に遅れたといわれている)。後述のクランペットカフェには南西側に「プライベートテラス」が作られた。三角点のある地点からは南及び西側の眺望が利く。また、横手山スキー場の中央付近のゲレンデからは、北東方向の眺めがよい。渋峠エリアから滑走中には草津、富士山、浅間山、谷川連峰、赤城山、榛名山などが望め、冬にはスカイツリーも見えることがあるという。志賀高原を訪れた晴れた日のスキーヤーは横手山を目指すと言われる所以である。
※この「山頂とそこからの眺望」の解説は、「横手山」の解説の一部です。
「山頂とそこからの眺望」を含む「横手山」の記事については、「横手山」の概要を参照ください。
- 山頂とそこからの眺望のページへのリンク