山の鐘とは? わかりやすく解説

山の鐘

作者新田次郎

収載図書アイガー北壁気象遭難 改版
出版社新潮社
刊行年月2004.1
シリーズ名新潮文庫


山の鐘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 06:27 UTC 版)

蓬峠」の記事における「山の鐘」の解説

山の鐘は谷川連峰五つの小屋(土合山の家谷川岳肩ノ小屋蓬ヒュッテ、平標小屋土樽山の家)についていた鐘。 1953年昭和28年)に榎本進によって製作され北千住登山用品店・駒草山荘長谷川勇(吉田勇)によって寄贈された。これは高波新道開発遭難救助活動始めとした谷川岳周辺エリア山岳振興に対して戦前交わした約束長谷川果たしたもの。 登山家川崎隆章によって詠まれ短歌それぞれ彫られている。 土合の鐘 - 「トンネル入りゆく汽車の笛かなし心にしみて亡き友思う」 肩の鐘 - 「鐘は鳴れみ山慕い逝きし子の魂にもひびけ鳴り渡りゆけ」 の鐘 - 「巡りきし峠は目路のひらけきて日は寂かなり亡き友思う」 平標の鐘 - 「日本海気流はこりて湧くのしまきは深し亡き友思う」 土樽の鐘 - 「降り立てる山の小駅亡き友の面影おもういざ谷川へ」 岳人友情、山の誓い遭難防止願い込められており、音色違いによって悪天候時や黎明薄暮時に道しるべとして役割果たした

※この「山の鐘」の解説は、「蓬峠」の解説の一部です。
「山の鐘」を含む「蓬峠」の記事については、「蓬峠」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「山の鐘」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山の鐘」の関連用語

山の鐘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山の鐘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの蓬峠 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS