少林寺 (秩父市)とは? わかりやすく解説

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少林寺 (秩父市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 20:44 UTC 版)

少林寺
所在地 埼玉県秩父市番場町7-9
位置 北緯35度59分43.2秒 東経139度05分07.2秒 / 北緯35.995333度 東経139.085333度 / 35.995333; 139.085333座標: 北緯35度59分43.2秒 東経139度05分07.2秒 / 北緯35.995333度 東経139.085333度 / 35.995333; 139.085333
山号 母巣山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 不詳
開山 清叔
札所等 秩父札所 第15番
文化財 札所15番 母巣山少林寺(秩父市指定史跡)
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少林寺(しょうりんじ)は、埼玉県秩父市にある臨済宗建長寺派寺院で、山号は母巣山と号する。

本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

御詠歌:みどりごの母巣の森の蔵福寺 父諸共に誓もらすな

歴史

創建年代は不明であるが、清叔によって開山された。江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿』によれば、清叔は同市の金仙寺の第2世住職であり、金仙寺の開山年が1358年延文3年)であることから、おそらく室町時代中期頃に創建されたものと推測される。

本来、秩父札所三十四観音霊場第15番の寺は「蔵福寺」であり、秩父神社境内にあった。ところが、明治初期の神仏分離のあおりを受け、廃寺となってしまった。秩父札所の寺が失われることを憂い、近くにあった当寺を現在地に移し、「秩父札所第15番札所」を継承することになった。山号も、これまで「五葉山」であったが、旧蔵福寺の山号である「母巣山」を継承した[1][2]

文化財

  • 札所15番 母巣山少林寺(秩父市指定史跡 昭和40年1月25日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ 安宅夏夫 文、西田信夫 写真『秩父三十四カ所めぐり(楽学ブックス 古寺巡礼4)』JTBパブリッシング、2008年、50-51p
  2. ^ 小林祐一 著『秩父三十四カ所 札所めぐり 観音霊場巡礼ルートガイド』メイツ出版、2017年、58-59p
  3. ^ 札所15番 母巣山少林寺秩父市

参考文献

  • 安宅夏夫 文、西田信夫 写真『秩父三十四カ所めぐり(楽学ブックス 古寺巡礼4)』JTBパブリッシング、2008年
  • 小林祐一 著『秩父三十四カ所 札所めぐり 観音霊場巡礼ルートガイド』メイツ出版、2017年

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