小説や映画などにおける斎藤一
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「斎藤一」の記事における「小説や映画などにおける斎藤一」の解説
「新選組#新選組を主題にした作品」も参照 斎藤は新選組の中でも未知の部分が多く、幹部の中ではあまり多く描かれていない人物である。 司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』では近藤勇の道場の食客と設定され、浪士組への参加を決める場面でもセリフを与えられている。本作では史実とは異なり、斎藤は土方とともに北海道まで転戦し、松前城を攻略した後、松本捨助とともに松前徳広の妻を江戸を送り届けた後、故郷へ帰るよう土方に命じられている。 1965年のテレビドラマ『新選組血風録』では左右田一平が飄々とした斎藤を演じ、人気を博した。 山田風太郎の『警視庁草紙』およびそのテレビドラマ化『山田風太郎 からくり事件帖-警視庁草紙より-』では、藤田巡査の名前で登場する。 1994年の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』では斎藤は孤高なダークヒーローにして主人公のライバルと設定され、人気を博した。 また、1997年の漫画『風光る』では斎藤は「主人公(架空の人物)の兄とともに剣術を学び、極秘で会津藩から隊内監査役の役目も引き受けている」と設定され、主人公や沖田総司に次ぐメインキャラクターとなっている。 浅田次郎の小説『壬生義士伝』には重要人物の一人として登場し、『一刀斎夢録』では実質的な主役として描かれている。 藤田五郎としてメディアミックス作品『明治東亰恋伽』の主要登場人物。 同じく藤田五郎として今野敏の小説『サーベル警視庁』シリーズの主要登場人物。
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