小笠原喜康とは? わかりやすく解説

小笠原喜康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 15:26 UTC 版)

小笠原 喜康(おがさわら ひろやす、1950年1月19日 - )は日本教育学者。日本大学文理学部教授。専攻は教育メディア論、博物館教育学、学力問題。博士(教育学)。日本教育メディア学会理事・紀要編集委員長、日本教材学会理事

来歴

青森県八戸市に生まれる。1973年北海道教育大学釧路分校(現・北海道教育大学釧路校)卒業。東京都杉並区立堀之内小学校教員を務めた後、東京学芸大学大学院で修士課程修了、筑波大学大学院にて単位取得満期退学。その後、博士(教育学)を取得した。職歴としては、金沢女子大学専任講師を経て、1989年より日本大学で教鞭を執る。2020年同大学定年退職。

専門分野は教育学全般(学力論、教育認識論)であるが、近年は学生向けの論文術をまとめた著書を発表することが多い。また、博物館教育にも強い研究的関心を持ち、杉並区科学館基本構想策定懇談会会長なども務めた経歴があり、現在、子どもミュージアムの活動に努めて、『子ども博物館楽校』を発行している。

主著

共編著
  • 『幼児放送教育の研究 : 情報環境としての放送番組と保育実践』川島書店、1989年5月。ISBN 4761004053
  • 『教育原理の探究 : 問い直しの教育学』相川書房、1998年5月。ISBN 4750102474
  • 『哲学する道徳 : 現実社会を捉え直す授業づくりの新提案』東海大学出版部、2017年11月。ISBN 978-4486021438
  • 『現代学力テスト批判 : 実態調査・思想・認識論からのアプローチ』東信堂、2018年1月。ISBN 978-4798914664
  • 『中高生からの論文入門』片岡則夫と、講談社、2019年

参考文献

関連項目

外部リンク


小笠原喜康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 18:44 UTC 版)

ゲーム脳」の記事における「小笠原喜康」の解説

と同じ日本大学文理学部教授の小笠原喜康は、マスコミ通じて流される言説の「嘘の形」の一例として、『ゲーム脳の恐怖』を取り上げている。『ゲーム脳の恐怖』には、「権威訴え虚偽」「研究方法に関する虚偽」など、昔から知られる虚偽論法典型いくつも見いだせるとしている。

※この「小笠原喜康」の解説は、「ゲーム脳」の解説の一部です。
「小笠原喜康」を含む「ゲーム脳」の記事については、「ゲーム脳」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「小笠原喜康」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小笠原喜康」の関連用語

小笠原喜康のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小笠原喜康のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小笠原喜康 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのゲーム脳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS