小林正治_(化学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小林正治_(化学者)の意味・解説 

小林正治 (化学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 14:57 UTC 版)

小林 正治(こばやし しょうじ、1973年 - )は、日本化学者大阪工業大学工学部応用化学科准教授。理学博士東北大学)。元日本化学会プログラム編成委員。

主な専門は、天然物化学(アグリバイオ・グリーンサスティナブルケミストリー含む)・有機合成化学薬理学生化学/生命化学バイオサイエンス[1]

特に、天然物合成化学的手法によって医薬の種として活用できる新しい分子(医薬リード化合物)の開発研究において、世界的な学術出版社John Wiley & Sons(通称Wiley)より、2016年8月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)として注目を浴びた - Asian Journal of Organic Chemistry (AJOC) 誌:「シクロペンチルメチルエーテル(CPME)によるグリニャール(Grignard)反応」。

略歴

所属学会

受賞歴

  • 2003年3月 平成14年度青葉理学振興会賞(青葉理学振興財団)
  • 2003年3月 日本化学会第83春季年会学生講演賞
  • 2021年 第19回有機合成化学協会関西支部賞[2]
  • 2024年 第29回リサイクル技術開発本多賞[3]

主な研究

世界的な学術出版社John Wiley & Sons(通称Wiley)が、各国化学会と共同出版する各ジャーナルで2016年8月に最も多くのアクセスを集めた論文(Most Accessed Article)を発表し、そのうちAsian Journal of Organic Chemistry (AJOC) 誌で、「シクロペンチルメチルエーテル(CPME)によるグリニャール反応(乳癌や慢性疼痛治療薬を、より環境に適した溶媒を使って合成)」に関する論文が3カ月連続最多アクセス論文になった[4][5]

応用化学の対外啓蒙活動として、高校生向けに大阪府立箕面高校(2021年)、奈良県立五條高校(2020年)、兵庫県立西宮高校(2019年)などで出張講義を行っている。

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小林正治_(化学者)」の関連用語

小林正治_(化学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小林正治_(化学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小林正治 (化学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS