寺院・史跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:42 UTC 版)
安房国から鎌倉入りした日蓮が最初に構えた松葉ヶ谷草庵がこの地にあったとされ、日蓮宗とのつながりが強い地域である。松葉ヶ谷の妙法寺、安国論寺、長勝寺、名越谷の源義光(新羅三郎:甲斐武田氏、佐竹氏、南部氏、小笠原氏の祖)の邸宅があった大宝寺はいずれも日蓮宗の寺である。安国論寺の近くには名越大黒堂と呼ばれる小祠があり、名越坂へ向かう途中には鎌倉十井の一つ、銚子の井や日蓮乞水(鎌倉五名水)がある。また、名越をとりまく周辺の丘陵部や谷の頂上付近にはやぐらが多く、名越切通し脇のまんだら堂やぐら群、浄明寺との境界の釈迦堂ヶ谷には釈迦堂谷やぐら群・釈迦堂尾根やぐら群、山王堂ヶ谷の山王谷やぐら、大町7丁目の黄金やぐらなどがある。
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