寺園敦史との論争とは? わかりやすく解説

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寺園敦史との論争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:35 UTC 版)

角岡伸彦」の記事における「寺園敦史との論争」の解説

2002年3月宝島社から『同和利権の真相シリーズ刊行されはじめた。角岡はこれに猛反発し、同シリーズに「日共=『全解連』の別動隊機関紙」とレッテル貼っ罵倒した。なお「日共=『全解連』」とは部落解放同盟多用する表現である。 これに対し、同シリーズ著者ひとりである寺園敦史は「批判されるべきは、悪事はたらいた本人か、それとも悪事調べ上げ書き立てたわたしたちなのか、考えるまでもないはずだ」、「わたしたちへの批判をやめてくれとは言わないが、部落問題解決を願うのであれば、せめてその数倍ものエネルギー解放同盟批判、不正の是正費やすべきだと思う」と述べ、以下のように反論した。 「解放同盟全日本同和会メンバー中には、自らの立場同和対策事業利用して巨利得た者もいる。『真相』の中でも指摘されているように事業にからみ、不正をはたらく者もいた」「深層」でわたしがもっと引っかかりおぼえたのは、このくだりだった。何の注釈論証もなくこう書いているくらいだから、角岡氏にとってこれは自明のことなのだろう。だが、事業利用して巨利得た者もいるというとでもない事実知りながら、角岡氏はそのこと指摘批判してきたのだろうか失礼ながらわたしは、角岡氏の著作をあまり読んだとがないので見当外れ指摘なのかもしれないが、「巨利得た者」を前にして、是正のためにどのような問題提起をしてきたのだろうか。皮肉でも何でもないが、そのスタンスはともかくとして〈同和利権の真相シリーズわたしたちがやってきたことは、むしろ、角岡氏のように解放同盟協力関係にあり、また行政の啓発事業でもしばしば講師をつとめる立場の人たちが率先してやるべきことだったと、わたしは考えている。行政運動与え効果格段に高いであろうこのように、寺園もまた、角岡を「解放同盟協力関係にあ」る者と位置付けている。のち、2011年には角岡自身も「ぼくは解放同盟員ではありませんが、解放同盟に近い立場思っています」と自認する至った

※この「寺園敦史との論争」の解説は、「角岡伸彦」の解説の一部です。
「寺園敦史との論争」を含む「角岡伸彦」の記事については、「角岡伸彦」の概要を参照ください。

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