寒鶯亭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 04:33 UTC 版)
寒鶯亭(かんおうてい)は高取伊好が多久村の公会堂として建設し、1922年(大正11年)に公園と同様に村に寄贈した。国の登録有形文化財に登録されている。杵島炭鉱で技師を務めた大坪彌平の設計で、木造和風公会堂建築の「好例」とされる。名称は、高取の書「寒鶯待春」から採られている。寒鶯という言葉は、「春に備えて一生懸命笹鳴きを続け、やがて春には美しい鳴き声を出して一人前となる”冬の鶯”のように、多久の人々もこの公会堂で学び、世に出て行ってほしい」という思いが込められている。
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